Sports Physical Therapy Seminar Series 8
骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患治療の科学的基礎
  • 監修:
    福林 徹(早稲田大学スポーツ科学学術院)
    蒲田 和芳(広島国際大学保健医療学部)
  • 編集:
    永野 康治(新潟医療福祉大学健康科学部)
    山内 弘喜(亀田クリニックリハビリテーション科)
    吉田 昌弘(北翔大学生涯スポーツ学部)
    鈴川 仁人(横浜市スポーツ医科学センターリハビリテーション科)
    蒲田 和芳(広島国際大学保健医療学部)
  • 定価:
    3,240円(税込)
  • 頁:
    198ページ
  • 判型:
    B5判
  • 発行年月:
    2013年11月
  • ISBN:
    978-4-905168-26-3

内容

 骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患は,近年,注目度が増し,学会などでも発表が増えてきている。
 骨盤輪不安定症は,明らかな構造的異常を検出する検査法が確立されておらず,客観的な診断法が確立されていない疾患概念といえる。
 一方,股関節疾患については,大腿骨寛骨臼インピンジメントという疾患概念が提唱され,MRIや関節鏡による関節唇損傷,関節軟骨損傷の病態が解明され,急速に診断と治療が進歩しつつある。
 また,鼠径部痛症候群は,サッカーが盛んなヨーロッパを中心に注目されてきた疾患概念であるが,症状が多彩・広範囲に及び,そのメカニズムは十分に解明されていない。
 このように,まだまだ医学的に確立されていない面もあるが,この時期に包括的にレビューすることで,今後の研究を加速する一助になることと思われる。
 本書が骨盤・股関節・鼠径部のスポーツ疾患に携わるすべての医療従事者や研究者のパートナーとなることを願う。

目次

第1章 骨盤・股関節の機能解剖
 1.骨盤輪の解剖・運動学・バイオメカニクス
 2.股関節の解剖・運動学・バイオメカニクス
 3.骨盤・股関節の筋・筋膜

第2章 骨盤輪不安定症
 4.骨盤輪不安定症の疫学・病態
 5.骨盤輪不安定症の診断・評価
 6.骨盤輪不安定症の保存療法

第3章 股関節病変
 7.股関節病変の疫学・病態
 8.股関節病変の診断・評価
 9.股関節病変の保存療法と手術療法

第4章 鼠径部痛症候群
 10.鼠径部痛症候群の疫学・病態
 11.鼠径部痛症候群の診断・評価
 12.鼠径部痛症候群の手術療法と保存療法

第5章 骨盤・股関節・鼠径部疾患の私の治療
 13.骨盤輪不安定症の治療
 14.スポーツ選手の股関節痛の診察の仕方と股関節鏡視下手術
 15.鼠径部痛症候群の保存療法

序文

著者一覧

伊藤 渉,角張 勳,丸山 潤,井上 雅之,上松 大輔,星 賢治,伊藤 一也,窪田 智史,戸田 創,池田 祐真,河合 誠,中村 絵美,河端 将司,佐藤 正裕,野口 敦,内田 宗志,蒲田 和芳