アスレティックケア
リハビリテーションとコンディショニング
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編集:小山 貴之(日本大学文理学部体育学科)
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定価:3,520円(税込)
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頁:264ページ
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判型:B5判
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発行年月:2016年5月
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ISBN:978-4-905168-43-0
内容
スポーツ選手に対するケアの入門書。スポーツ医科学や体育学,理学療法などの医療技術を学ぶ学生に限らず,若手の理学療法士やアスレティックトレーナー,その他スポーツ選手をサポートする方にとって包括的な入門書となるように構成した。
本書はまず,スポーツ外傷・障害とコンディショニング,リハビリテーションの基礎知識と応急処置について解説し,次に部位別の代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーションについて,機能解剖を踏まえてそれぞれ解説する。後半はコンディショニングの手法のうち,テーピングとストレッチング,マッサージについて基本的な技術を紹介する。最後に,近年最も進歩したといってもよい領域である,機能的動作のスクリーニングとコレクティブエクササイズについて解説する。各章とも,その領域において先進的に臨床や研究を行い,第一線で活躍されている理学療法士やアスレティックトレーナーの方々に執筆を依頼した。
入門書としてわかりやすく内容をまとめたが,深く読み進めると,経験を積んだ方にとっても有益な情報や臨床における工夫が散りばめられている。本書が読者の方々のスキルアップの一助となるだけでなく,最終的に読者が普段接するスポーツ選手に多くの内容が還元されることを期待する
本書はまず,スポーツ外傷・障害とコンディショニング,リハビリテーションの基礎知識と応急処置について解説し,次に部位別の代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーションについて,機能解剖を踏まえてそれぞれ解説する。後半はコンディショニングの手法のうち,テーピングとストレッチング,マッサージについて基本的な技術を紹介する。最後に,近年最も進歩したといってもよい領域である,機能的動作のスクリーニングとコレクティブエクササイズについて解説する。各章とも,その領域において先進的に臨床や研究を行い,第一線で活躍されている理学療法士やアスレティックトレーナーの方々に執筆を依頼した。
入門書としてわかりやすく内容をまとめたが,深く読み進めると,経験を積んだ方にとっても有益な情報や臨床における工夫が散りばめられている。本書が読者の方々のスキルアップの一助となるだけでなく,最終的に読者が普段接するスポーツ選手に多くの内容が還元されることを期待する
目次
第1章 スポーツ外傷・障害の基礎知識
1-1 運動学
1-1-1 基本肢位
1-1-2 運動の面と軸
1-1-3 構えと体位
1-2 力 学
1-2-1 第 1のテコ
1-2-2 第 2のテコ
1-2-3 第 3のテコ
1-3 筋骨格系解剖
1-3-1 脊柱の構造
1-3-2 上肢帯と上肢の構造
1-3-3 下肢帯と下肢の構造
1-4 筋
1-4-1 筋収縮の機序
1-4-2 抵抗運動による筋の変化
1-4-3 筋を収縮させるためのエネルギー
1-4-3-1 ATP−CP系
1-4-3-2 解糖系(乳酸系)
1-4-4 有酸素エネルギー供給過程
1-4-5 筋線維の種類
1-4-5-1 遅筋線維
1-4-5-2 速筋線維
1-5 運動発達
1-5-1 姿勢反射の大分類
1-5-1-1 原始反射(Primitive…Reflex)
1-5-1-2 立ち直り反応(Righting…Reaction)
1-5-1-3 平衡反応(Equilibrium…Reaction)
1-5-2 正常発達
1-5-2-1 3ヵ月
1-5-2-2 6ヵ月
1-5-2-3 8ヵ月
1-5-2-4 10ヵ月
1-5-2-5 12ヵ月
1-5-2-6 18ヵ月
1-5-3 歩行獲得後の運動発達
第2章 コンディショニングの基礎知識
2-1 コンディショニングの定義とコンディションに影響する要因
2-2 コンディショニングにおけるプログラムデザイン
2-2-1 ピリオダイゼーション
2-2-2 超回復理論とフィットネス−疲労理論
2-2-3 ディトレーニング
2-3 フィジカル・コンディショニング手法
2-3-1 体力・運動能力
2-3-2 トレーニングの原理・原則
2-3-3 PDCAサイクル
2-3-4 レジスタンストレーニング
2-3-4-1 概 要
2-3-4-2 基礎知識
2-3-4-3 レジスタンストレーニングの実際
2-3-5 持久性トレーニング
2-3-5-1 概 要
2-3-5-2 基礎知識 2-3-5-3 持久性トレーニングの実際
2-3-5-4 運動様式
2-3-5-5 運動強度のモニタリング
2-3-6 スピードトレーニング
2-3-6-1 概 要
2-3-6-2 基礎知識
2-3-6-3 スピードトレーニングの実際
第3章 リハビリテーションの基礎知識
3-1 競技者に対するリハビリテーション
3-1-1 メディカルリハビリテーション
3-1-2 アスレティックリハビリテーション
3-2 スポーツ傷害と段階的リハビリテーション
3-2-1 スポーツ外傷
3-2-2 スポーツ障害
3-3 アスレティックリハビリテーションで用いる治療法
3-3-1 運動療法
3-3-1-1 筋力の改善
3-3-1-2 関節可動域の改善
3-3-1-3 神経筋機能の改善
3-3-2 物理療法
3-3-2-1 温熱療法
3-3-2-2 寒冷療法
3-3-2-3 電磁波療法
3-3-2-4 超音波療法
3-3-2-5 電気刺激療法
3-3-2-6 光線療法
3-3-2-7 牽引療法
3-3-2-8 水治療法
3-3-3 装具療法
3-3-3-1 上肢装具
3-3-3-2 体幹装具
3-3-3-3 下肢装具
第4章 応急処置
4-1 救急体制
4-2 初期対応
4-2-1 緊急時対応計画書の作成
4-2-2 各緊急時に関する対応・処置方法
4-2-2-1 適切な評価
4-2-3 定期的な訓練
4-3 固定・搬送
4-3-1 スパインボード
4-3-1-1 仰向けの傷病者
4-3-1-2 うつ伏せの傷病者
4-3-2 カート
4-4 心肺蘇生法(CPR)
4-4-1 胸骨圧迫
4-4-2 未就学児の胸骨圧迫
4-4-3 心肺蘇生法を一時中断もしくは中止してよい場合
4-4-4 回復体位
第5章 部位別スポーツ外傷・障害のリハビリテーション
第1節 頸 部
5-1-1 機能解剖
5-1-1-1 骨関節,靭帯
5-1-1-2 関節運動
5-1-1-3 筋による安定性
5-1-1-4 頸椎と他の領域との関係
5-1-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-1-2-1 非特異的頸部痛
5-1-2-2 頸椎捻挫
5-1-2-3 スティンガー/バーナー症候群
第2節 体幹・骨盤帯
5-2-1 機能解剖
5-2-1-1 腰 椎
5-2-1-2 骨盤部
5-2-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-2-2-1 椎間板性腰痛
5-2-2-2 腰椎分離症
5-2-2-3 仙腸関節痛
5-2-3 まとめ
第3節 肩関節
5-3-1 機能解剖
5-3-1-1 肩関節を構成する骨
5-3-1-2 肩関節を構成する関節
5-3-1-3 肩甲上腕関節の静的安定性と動的安定性
5-3-1-4 肩甲胸郭運動にかかわる関節と機能
5-3-1-5 肩甲上腕リズム
5-3-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-3-2-1 肩関節脱臼
5-3-2-2 肩鎖関節脱臼
5-3-2-3 投球障害肩(SLAP損傷)
第4節 肘関節
5-4-1 機能解剖
5-4-1-1 関節運動と異常運動
5-4-1-2 肘の支持機構
5-4-1-3 スポーツにおける肘関節のバイオメカニクス
5-4-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-4-2-1 肘関節脱臼
5-4-2-2 肘内側側副靭帯損傷(野球肘)
5-4-2-3 外側上顆炎
第5節 手関節・手部
5-5-1 機能解剖
5-5-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-5-2-1 手関節捻挫
5-5-2-2 TFCC損傷
5-5-2-3 舟状骨骨折
第6節 股関節・大腿部
5-6-1 機能解剖
5-6-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-6-2-1 ハムストリングス肉離れ
5-6-2-2 股関節唇損傷
第7節 膝関節
5-7-1 機能解剖
5-7-1-1 大腿脛骨関節
5-7-1-2 膝蓋大腿関節
5-7-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-7-2-1 前十字靭帯損傷
5-7-2-2 膝伸展機構障害(オスグッド−シュラッター病,ジャンパー膝)
5-7-2-3 ランニング障害(鵞足炎,腸脛靭帯炎)
第8節 足関節・足部・下腿部
5-8-1 機能解剖
5-8-1-1 解剖学(骨構造,靭帯組織)
5-8-1-2 運動学(関節運動,靭帯機能)
5-8-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-8-2-1 シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
5-8-2-2 足関節捻挫
5-8-2-3 足底腱膜炎
第6章 テーピングの実際
6-1 テーピングの基礎知識
6-1-1 目 的
6-1-2 効 果
6-1-2-1 制動・固定効果
6-1-2-2 圧迫効果
6-1-2-3 疼痛の軽減
6-1-2-4 精神的な安心感
6-1-3 テーピング施行時の注意点
6-1-3-1 解剖学的・運動学的知識
6-1-3-2 機能評価
6-1-3-3 テーピングの応用
6-1-3-4 皮膚のトラブル
6-1-3-5 固定力の低下
6-1-4 テーピングの準備
6-1-4-1 テープの種類
6-1-4-2 準備する物品
6-1-5 テープの切り方・貼り方・剥がし方
6-2 テーピングの実際
6-2-1 肩関節
6-2-1-1 肩関節前方脱臼に対するテーピング
6-2-1-2 肩関節不安定性に対するテーピング
6-2-1-3 肩鎖関節捻挫に対するテーピング
6-2-2 肘関節
6-2-2-1 内側側副靭帯(MCL)損傷に対するテーピング
6-2-2-2 過伸展損傷に対するテーピング
6-2-3 手関節・手指
6-2-3-1 手関節捻挫に対するテーピング(背屈制限)
6-2-3-2 手関節捻挫に対するテーピング(掌屈制限)
6-2-3-3 手関節捻挫に対するテーピング(サーキュラー)
6-2-3-4 母指中手指節(MP)関節のテーピング(伸展制限)
6-2-3-5 母指MP関節のテーピング(屈曲制限)
6-2-3-6 中指 MP関節のテーピング(伸展制限)
6-2-3-7 近位指節間(PIP)関節のテーピング(内・外反制動)
6-2-3-8 PIP関節のテーピング(バディテープ1)
6-2-3-9 PIP関節のテーピング(バディテープ2)
6-2-4 腰 部
6-2-4-1 腰部のテーピング(前屈・側屈・回旋制限)
6-2-5 膝関節
6-2-5-1 内側側副靭帯(MCL)損傷に対するテーピング
6-2-5-2 前十字靭帯(ACL)損傷に対するテーピング
6-2-6 大腿部・下腿部
6-2-6-1 大腿部肉離れに対するテーピング
6-2-6-2 アキレス腱障害に対するテーピング
6-2-6-3 シンスプリントに対するテーピング
6-2-7 足関節・足部
6-2-7-1 足関節内反捻挫に対するテーピング1
6-2-7-2 足関節内反捻挫に対するテーピング2(クローズドバスケットウィーブ)
6-2-7-3 足関節内反捻挫に対するテーピング3(底背屈を制限しない)
6-2-7-4 足関節内反捻挫に対するテーピング4(オープンバスケットウィーブ:応急処置のための固定)
6-2-7-5 足関節底屈制限のテーピング
6-2-7-6 足関節背屈制限のテーピング
6-2-7-7 扁平足に対するテーピング(アーチサポート)
6-2-7-8 踵部挫傷に対するテーピング
第7章 ストレッチングの実際
7-1 ストレッチングの基礎知識
7-1-1 目 的
7-1-2 効 果
7-1-3 種 類
7-1-3-1 スタティックストレッチング
7-1-3-2 ダイナミックストレッチング
7-1-4 ストレッチング施行時の注意点
7-1-4-1 体温・筋温
7-1-4-2 ストレッチングの種類
7-1-4-3 伸張反射
7-2 ストレッチングの実際
7-2-1 スタティックストレッチング
7-2-1-1 頸部のストレッチング
7-2-1-2 上肢のストレッチング
7-2-1-3 体幹のストレッチング
7-2-1-4 下肢のストレッチング
7-2-2 ダイナミックストレッチング
7-2-2-1 ダイナミックストレッチング
7-2-2-2 リラクセーションテクニック
第8章 マッサージの実際
8-1 マッサージの基礎知識
8-1-1 手技療法および「あん摩」「マッサージ」「指圧」の定義
8-1-2 スポーツマッサージとは
8-1-3 スポーツマッサージの目的
8-1-4 マッサージの禁忌
8-1-5 マッサージの注意事項
8-1-5-1 マッサージを受ける際の注意事項
8-1-5-2 マッサージを行う際の注意事項
8-1-5-3 スポーツマッサージの注意事項
8-2 マッサージの実際
8-2-1 マッサージの基本手技
8-2-1-1 基本手技1:軽擦法
8-2-1-2 基本手技2:圧迫法
8-2-1-3 基本手技3:揉捏法
8-2-1-4 基本手技4:強擦法
8-2-1-5 基本手技5:叩打法
8-2-1-6 基本手技6:振せん法
8-3 マッサージ各論
8-3-1 マッサージ手技の組み合わせ方法(マッサージのプログラミング)
8-3-2 各部位のマッサージ
8-3-2-1 腹臥位
8-3-2-2 背臥位
第9章 機能的スクリーニングとコレクティブエクササイズ
9-1 はじめに
9-2 ファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)
9-2-1 パフォーマンスを構成する要素:パフォーマンスピラミッド
9-2-2 FMSの実際
9-2-3 FMSのスコアから導き出される改善すべき基本動作パターンの優先順位
9-2-4 FMSはスポーツ傷害の「予測システム」である
9-3 コレクティブエクササイズ—コレクティブアプローチの概念
9-3-1 問題の本質の見極め—可動性の問題か,安定性の問題か
9-3-2 コレクティブエクササイズの実際
9-4 まとめ
付 録
付録図 1 全身の筋
付録図 2 皮膚分節
付録図 3 関節可動域
1-1 運動学
1-1-1 基本肢位
1-1-2 運動の面と軸
1-1-3 構えと体位
1-2 力 学
1-2-1 第 1のテコ
1-2-2 第 2のテコ
1-2-3 第 3のテコ
1-3 筋骨格系解剖
1-3-1 脊柱の構造
1-3-2 上肢帯と上肢の構造
1-3-3 下肢帯と下肢の構造
1-4 筋
1-4-1 筋収縮の機序
1-4-2 抵抗運動による筋の変化
1-4-3 筋を収縮させるためのエネルギー
1-4-3-1 ATP−CP系
1-4-3-2 解糖系(乳酸系)
1-4-4 有酸素エネルギー供給過程
1-4-5 筋線維の種類
1-4-5-1 遅筋線維
1-4-5-2 速筋線維
1-5 運動発達
1-5-1 姿勢反射の大分類
1-5-1-1 原始反射(Primitive…Reflex)
1-5-1-2 立ち直り反応(Righting…Reaction)
1-5-1-3 平衡反応(Equilibrium…Reaction)
1-5-2 正常発達
1-5-2-1 3ヵ月
1-5-2-2 6ヵ月
1-5-2-3 8ヵ月
1-5-2-4 10ヵ月
1-5-2-5 12ヵ月
1-5-2-6 18ヵ月
1-5-3 歩行獲得後の運動発達
第2章 コンディショニングの基礎知識
2-1 コンディショニングの定義とコンディションに影響する要因
2-2 コンディショニングにおけるプログラムデザイン
2-2-1 ピリオダイゼーション
2-2-2 超回復理論とフィットネス−疲労理論
2-2-3 ディトレーニング
2-3 フィジカル・コンディショニング手法
2-3-1 体力・運動能力
2-3-2 トレーニングの原理・原則
2-3-3 PDCAサイクル
2-3-4 レジスタンストレーニング
2-3-4-1 概 要
2-3-4-2 基礎知識
2-3-4-3 レジスタンストレーニングの実際
2-3-5 持久性トレーニング
2-3-5-1 概 要
2-3-5-2 基礎知識 2-3-5-3 持久性トレーニングの実際
2-3-5-4 運動様式
2-3-5-5 運動強度のモニタリング
2-3-6 スピードトレーニング
2-3-6-1 概 要
2-3-6-2 基礎知識
2-3-6-3 スピードトレーニングの実際
第3章 リハビリテーションの基礎知識
3-1 競技者に対するリハビリテーション
3-1-1 メディカルリハビリテーション
3-1-2 アスレティックリハビリテーション
3-2 スポーツ傷害と段階的リハビリテーション
3-2-1 スポーツ外傷
3-2-2 スポーツ障害
3-3 アスレティックリハビリテーションで用いる治療法
3-3-1 運動療法
3-3-1-1 筋力の改善
3-3-1-2 関節可動域の改善
3-3-1-3 神経筋機能の改善
3-3-2 物理療法
3-3-2-1 温熱療法
3-3-2-2 寒冷療法
3-3-2-3 電磁波療法
3-3-2-4 超音波療法
3-3-2-5 電気刺激療法
3-3-2-6 光線療法
3-3-2-7 牽引療法
3-3-2-8 水治療法
3-3-3 装具療法
3-3-3-1 上肢装具
3-3-3-2 体幹装具
3-3-3-3 下肢装具
第4章 応急処置
4-1 救急体制
4-2 初期対応
4-2-1 緊急時対応計画書の作成
4-2-2 各緊急時に関する対応・処置方法
4-2-2-1 適切な評価
4-2-3 定期的な訓練
4-3 固定・搬送
4-3-1 スパインボード
4-3-1-1 仰向けの傷病者
4-3-1-2 うつ伏せの傷病者
4-3-2 カート
4-4 心肺蘇生法(CPR)
4-4-1 胸骨圧迫
4-4-2 未就学児の胸骨圧迫
4-4-3 心肺蘇生法を一時中断もしくは中止してよい場合
4-4-4 回復体位
第5章 部位別スポーツ外傷・障害のリハビリテーション
第1節 頸 部
5-1-1 機能解剖
5-1-1-1 骨関節,靭帯
5-1-1-2 関節運動
5-1-1-3 筋による安定性
5-1-1-4 頸椎と他の領域との関係
5-1-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-1-2-1 非特異的頸部痛
5-1-2-2 頸椎捻挫
5-1-2-3 スティンガー/バーナー症候群
第2節 体幹・骨盤帯
5-2-1 機能解剖
5-2-1-1 腰 椎
5-2-1-2 骨盤部
5-2-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-2-2-1 椎間板性腰痛
5-2-2-2 腰椎分離症
5-2-2-3 仙腸関節痛
5-2-3 まとめ
第3節 肩関節
5-3-1 機能解剖
5-3-1-1 肩関節を構成する骨
5-3-1-2 肩関節を構成する関節
5-3-1-3 肩甲上腕関節の静的安定性と動的安定性
5-3-1-4 肩甲胸郭運動にかかわる関節と機能
5-3-1-5 肩甲上腕リズム
5-3-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-3-2-1 肩関節脱臼
5-3-2-2 肩鎖関節脱臼
5-3-2-3 投球障害肩(SLAP損傷)
第4節 肘関節
5-4-1 機能解剖
5-4-1-1 関節運動と異常運動
5-4-1-2 肘の支持機構
5-4-1-3 スポーツにおける肘関節のバイオメカニクス
5-4-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-4-2-1 肘関節脱臼
5-4-2-2 肘内側側副靭帯損傷(野球肘)
5-4-2-3 外側上顆炎
第5節 手関節・手部
5-5-1 機能解剖
5-5-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-5-2-1 手関節捻挫
5-5-2-2 TFCC損傷
5-5-2-3 舟状骨骨折
第6節 股関節・大腿部
5-6-1 機能解剖
5-6-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-6-2-1 ハムストリングス肉離れ
5-6-2-2 股関節唇損傷
第7節 膝関節
5-7-1 機能解剖
5-7-1-1 大腿脛骨関節
5-7-1-2 膝蓋大腿関節
5-7-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-7-2-1 前十字靭帯損傷
5-7-2-2 膝伸展機構障害(オスグッド−シュラッター病,ジャンパー膝)
5-7-2-3 ランニング障害(鵞足炎,腸脛靭帯炎)
第8節 足関節・足部・下腿部
5-8-1 機能解剖
5-8-1-1 解剖学(骨構造,靭帯組織)
5-8-1-2 運動学(関節運動,靭帯機能)
5-8-2 代表的なスポーツ外傷・障害とリハビリテーション
5-8-2-1 シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
5-8-2-2 足関節捻挫
5-8-2-3 足底腱膜炎
第6章 テーピングの実際
6-1 テーピングの基礎知識
6-1-1 目 的
6-1-2 効 果
6-1-2-1 制動・固定効果
6-1-2-2 圧迫効果
6-1-2-3 疼痛の軽減
6-1-2-4 精神的な安心感
6-1-3 テーピング施行時の注意点
6-1-3-1 解剖学的・運動学的知識
6-1-3-2 機能評価
6-1-3-3 テーピングの応用
6-1-3-4 皮膚のトラブル
6-1-3-5 固定力の低下
6-1-4 テーピングの準備
6-1-4-1 テープの種類
6-1-4-2 準備する物品
6-1-5 テープの切り方・貼り方・剥がし方
6-2 テーピングの実際
6-2-1 肩関節
6-2-1-1 肩関節前方脱臼に対するテーピング
6-2-1-2 肩関節不安定性に対するテーピング
6-2-1-3 肩鎖関節捻挫に対するテーピング
6-2-2 肘関節
6-2-2-1 内側側副靭帯(MCL)損傷に対するテーピング
6-2-2-2 過伸展損傷に対するテーピング
6-2-3 手関節・手指
6-2-3-1 手関節捻挫に対するテーピング(背屈制限)
6-2-3-2 手関節捻挫に対するテーピング(掌屈制限)
6-2-3-3 手関節捻挫に対するテーピング(サーキュラー)
6-2-3-4 母指中手指節(MP)関節のテーピング(伸展制限)
6-2-3-5 母指MP関節のテーピング(屈曲制限)
6-2-3-6 中指 MP関節のテーピング(伸展制限)
6-2-3-7 近位指節間(PIP)関節のテーピング(内・外反制動)
6-2-3-8 PIP関節のテーピング(バディテープ1)
6-2-3-9 PIP関節のテーピング(バディテープ2)
6-2-4 腰 部
6-2-4-1 腰部のテーピング(前屈・側屈・回旋制限)
6-2-5 膝関節
6-2-5-1 内側側副靭帯(MCL)損傷に対するテーピング
6-2-5-2 前十字靭帯(ACL)損傷に対するテーピング
6-2-6 大腿部・下腿部
6-2-6-1 大腿部肉離れに対するテーピング
6-2-6-2 アキレス腱障害に対するテーピング
6-2-6-3 シンスプリントに対するテーピング
6-2-7 足関節・足部
6-2-7-1 足関節内反捻挫に対するテーピング1
6-2-7-2 足関節内反捻挫に対するテーピング2(クローズドバスケットウィーブ)
6-2-7-3 足関節内反捻挫に対するテーピング3(底背屈を制限しない)
6-2-7-4 足関節内反捻挫に対するテーピング4(オープンバスケットウィーブ:応急処置のための固定)
6-2-7-5 足関節底屈制限のテーピング
6-2-7-6 足関節背屈制限のテーピング
6-2-7-7 扁平足に対するテーピング(アーチサポート)
6-2-7-8 踵部挫傷に対するテーピング
第7章 ストレッチングの実際
7-1 ストレッチングの基礎知識
7-1-1 目 的
7-1-2 効 果
7-1-3 種 類
7-1-3-1 スタティックストレッチング
7-1-3-2 ダイナミックストレッチング
7-1-4 ストレッチング施行時の注意点
7-1-4-1 体温・筋温
7-1-4-2 ストレッチングの種類
7-1-4-3 伸張反射
7-2 ストレッチングの実際
7-2-1 スタティックストレッチング
7-2-1-1 頸部のストレッチング
7-2-1-2 上肢のストレッチング
7-2-1-3 体幹のストレッチング
7-2-1-4 下肢のストレッチング
7-2-2 ダイナミックストレッチング
7-2-2-1 ダイナミックストレッチング
7-2-2-2 リラクセーションテクニック
第8章 マッサージの実際
8-1 マッサージの基礎知識
8-1-1 手技療法および「あん摩」「マッサージ」「指圧」の定義
8-1-2 スポーツマッサージとは
8-1-3 スポーツマッサージの目的
8-1-4 マッサージの禁忌
8-1-5 マッサージの注意事項
8-1-5-1 マッサージを受ける際の注意事項
8-1-5-2 マッサージを行う際の注意事項
8-1-5-3 スポーツマッサージの注意事項
8-2 マッサージの実際
8-2-1 マッサージの基本手技
8-2-1-1 基本手技1:軽擦法
8-2-1-2 基本手技2:圧迫法
8-2-1-3 基本手技3:揉捏法
8-2-1-4 基本手技4:強擦法
8-2-1-5 基本手技5:叩打法
8-2-1-6 基本手技6:振せん法
8-3 マッサージ各論
8-3-1 マッサージ手技の組み合わせ方法(マッサージのプログラミング)
8-3-2 各部位のマッサージ
8-3-2-1 腹臥位
8-3-2-2 背臥位
第9章 機能的スクリーニングとコレクティブエクササイズ
9-1 はじめに
9-2 ファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)
9-2-1 パフォーマンスを構成する要素:パフォーマンスピラミッド
9-2-2 FMSの実際
9-2-3 FMSのスコアから導き出される改善すべき基本動作パターンの優先順位
9-2-4 FMSはスポーツ傷害の「予測システム」である
9-3 コレクティブエクササイズ—コレクティブアプローチの概念
9-3-1 問題の本質の見極め—可動性の問題か,安定性の問題か
9-3-2 コレクティブエクササイズの実際
9-4 まとめ
付 録
付録図 1 全身の筋
付録図 2 皮膚分節
付録図 3 関節可動域
序文
著者一覧
新田 收,平山 邦明,広瀬 統一,小山 貴之,陣内 峻,中丸 宏二,成田 崇矢,佐藤 正裕,穐山 大輝,坂田 淳,大路 駿介,相澤 純也,中田 周兵,鈴川 仁人,玉置 龍也,泉 重樹,倉持 梨恵子