ハイパフォーマンスの科学
トップアスリートをめざすトレーニングガイド
  • 編集:
    David Joyce,Daniel Lewindon
  • 監訳:
    野坂 和則(School of Exercise and Health Sciences, Edith Cowan University)
    沼澤 秀雄(立教大学コミュニティ福祉学部)
  • 定価:
    4,730円(税込)
  • 頁:
    376ページ
  • 判型:
    B5判
  • 発行年月:
    2016年10月
  • ISBN:
    978-4-905168-45-4

内容

 本書は,競技パフォーマンス向上のためのトレーニング,コーチング,リハビリテーションの世界的なリーダーを著者に迎え,科学的研究に基づいた最先端の知識と技術の集大成である。
 NBA,NFL,MLB,プレミアリーグなど,世界のトップアスリートが実際に用いているトレーニング方法がわかりやすく述べられている。
 本書は,指導者,トレーナー,アスリートはもちろん,研究者をはじめ医療スタッフなどトップアスリートを取り巻くすべての人に役立つ情報が網羅されており,トップアスリートをつくり出す指南書として傑出したものである。
 訳者には,指導者としても専門的な資格をもって直接アスリートにかかわっている研究者にお願いした。このことによって,より原著の趣旨が伝わったのではないかと考えている。
 本書が多くの方々に読まれ,トップアスリートの育成に役立てていただき,日本アスリートの競技力向上とスポーツ文化の発展の一助となることを期待している。

目次

PART I 強いアスリートの育成
 第1章 運動能力の評価
 第2章 若年アスリートの育成
 第3章 動きの効率を高める
 第4章 コアの安定性と強化
 第5章 柔軟性の最適化
 第6章 トレーニングに対する反応のモニタリング
 第7章 けがをしたアスリートのリトレーニング

PART II 競技能力の向上
 第8章 ウォーミングアップとクールダウンをカスタマイズする
 第9章 運動制御の調整
 第10章 爆発的なパフォーマンスのための筋力の活用
 第11章 筋力をスピードにうまく転換する
 第12章 跳躍と着地のトレーニングの最適化
 第13章 敏捷性(アジリティ)の向上
 第14章 無酸素性パワー発揮
 第15章 繰り返しのパフォーマンスのための持久力の獲得
 第16章 有酸素性能力の強化
 第17章 最適で効果的なクロストレーニング法

PART III パフォーマンスの発揮
 第18章 パフォーマンスプログラムの計画
 第19章 エネルギーに特化したプログラムデザイン
 第20章 干渉作用の最小化
 第21章 チームスポーツにおける最適なプレシーズントレーニング
 第22章 個人競技における試合のためのピーキング
 第23章 シーズン中におけるコンディションの維持
 第24章 ハイパフォーマンススポーツにおける効果的なリカバリー

序文

訳者一覧

小林 敬和,今西 平,杉浦 雄策,塩田 徹,友岡 和彦,岡田 純一,豊田 裕浩,桜井 智野風,長谷川 博,中村 大輔,安松 幹展