スポーツ医学の立場からみた小学校の体育
100年耐用性のある運動器を育てるために
  • 著:
    中嶋 寛之(東京大学名誉教授,日本体育大学名誉教授)
  • 定価:
    972円(税込)
  • 頁:
    104ページ
  • 判型:
    A5判
  • 発行年月:
    2017年9月
  • ISBN:
    978-4-905168-48-5

内容

 平均寿命が80歳から90歳になろうという超高齢社会では、運動器は100年の耐用性が望まれる。
 現在の子供たちがやがて超高齢社会の一員となるとき、今のままの体育のあり方でよいのだろうか? 現在の子供を取り巻くスポーツや体育の環境やあり方は十分だろうか?
 長年にわたるスポーツ整形外科医としての経験から,現在の子供を取り巻くスポーツや体育の環境に警鐘を鳴らし,超高齢社会における小学校の体育のあり方に対する問題を提起した。

目次

1.はじめに
2.これからのスポーツ整形外科のミッション
3.体育・スポーツと時代背景
 ①「体育」の歴史
 ②「スポーツ」という文化
 ③ 1964東京オリンピックとスポーツ医・科学
 ④「スポーツ」から「身体を動かす」ことへ
 ⑤スポーツ庁の新しい使命
4.未来予測からみた健康長寿社会
5.超高齢社会の日本の現状
 ①増大する社会保障費
 ②要介護者の病因
 ③メタボ対策と陥穽
 ④ロコモ対策と限界
6.21世紀のスポーツによる運動器の健康
 ①高齢者のスポーツ指導
 ②在職者に必要なスポーツ権
 ③発育期の運動器の健全な育成
 ④1964東京オリンピック選手の持ち越し効果
7.諸外国の「子供のスポーツ」に対する取り組み
8.子供のスポーツ・体育の現状 ─ 体育の嫌いな子
9.子供のスポーツ・体育の問題点と対策
 ①子供のスポーツと環境
 ②体育の指導者
 ③体育と教材
 ④体育と学校制度
10.日本臨床スポーツ医学会での提言から
11.第2期スポーツ基本計画に対する見解
12.超高齢社会の健康・医療戦略は子供の体育から
 ①社会保障費を取り巻く意見
 ②2020東京オリンピック・パラリンピックのレガシー

序文