TOPへ戻る

 
骨格筋
─運動による機能と形態の変化─
骨格筋・表紙
編 集 山田 茂(東京大学大学院助教授),福永哲夫(東京大学大学院教授)
執 筆 川上泰雄,小堀かおる,的場秀樹,森谷敏夫,松田良一,本間幸子,熊谷秋三,水野真佐夫,成澤三雄,久野譜也,春日規克,高橋英幸,山下勝正,大平充宣,我妻 玲
判型ページ数 A5・276頁
図 表 174点
定 価 2,940円(本体2,800円+税)
ISBNコード ISBN4-931411-03-7
発行年月日 97年9月

→品切れ中
  
【内 容】

■骨格筋に男女差はあるのか?
■加齢により骨格筋はどのように変化するのか?
■ギプス固定などの不活動によって骨格筋はどのように変化するのか?

等々,新進の研究者により最新の研究内容をわかりやすく解説.内容の理解を助ける用語解説も充実.“運動”“スポーツ”“体育”関係者はもちろん,理学療法士などスポーツ医療関係を目指す方々にも読んでいただきたい1冊.
【目 次】

I.骨格筋の構造と機能

 1.骨格筋の形状と機能:関節における筋の配置/筋内における筋束の配置/筋束内における筋線維の配置/筋形状の各レベルの間の相互関係/形状と機能
 2.骨格筋細胞の生化学的特性:骨格筋細胞の外部構造とその構成タンパク質/骨格筋細胞膜の構造とその構成タンパク質/骨格筋細胞の内部構造とその構成タンパク質/骨格筋細胞内小器官とその働き/核
 3.骨格筋細胞の生理学的特性:骨格筋細胞の微細構造/筋収縮の機序/骨格筋細胞のタイプと神経支配/骨格筋収縮の機能特性

II.骨格筋の持久力を探る

 1.生理学から筋持久力の機構を探る:筋持久力に影響する因子/筋持久力を決定する因子
 2.生化学から筋持久力の機構を探る:筋持久力およびそれに関連する要因/エネルギー供給能力と筋持久力/グリコーゲンレベルと筋持久力/張力発揮の経済性と筋持久力/筋持久力とリン酸化合物の動態/筋持久力と局所筋の酸素動態

III.骨格筋の力を探る

 1.生理学から筋力発揮の機構を探る:筋力発揮の神経調節/筋力発揮に関する各種要因/トレーニングと神経生理学的変化
 2.生化学から筋力発揮の機構を探る:筋収縮と筋細胞の起源/筋収縮の単位としての筋原線維の構造形成/筋原線維の構造と構成タンパク質/筋原線維の構成タンパク質/筋原線維内に存在する弾性タンパク質

IV.骨格筋の性差を探る

 1.生理学から筋持久力の性差を探る:筋持久力とは/筋持久力にみられる性差/筋持久力に影響を及ぼす生理学的要因の男女比較/筋持久力の性差についての解釈
 2.生化学から筋持久力の性差を探る:筋持久力の性差の特徴/エネルギー基質の貯蔵と消費/代謝酵素活性/骨格筋の筋線維タイプの性差/骨格筋の組織化学的・生化学的特性の性差が発現する機構
 3.筋力の性差を探る:筋力の性差は存在するか/筋力および筋線維組成の性差/今後の課題

V.骨格筋のエイジングの機構を探る

 1.生理学から筋力のエイジングの機構を探る:筋の発育と筋力/老化と筋力/老化と筋量/老化と筋組織
 2.生化学から筋力のエイジングの機構を探る:何歳から筋力は低下するのか/筋力の低下と筋量との関係/筋力の低下と運動単位数の減少との関係/超高齢者の筋力発揮の特徴/部位による筋力低下に相違がみられるか/加齢による筋力低下は何が原因であるか/持久的運動により筋力や筋量の低下抑制が可能か/高齢者の筋力トレーニングの効果
 3.生理学から筋持久力のエイジングの機構を探る:発育期の筋持久性/加齢と筋持久力/加齢と筋持久性トレーニング

VI.不活動が骨格筋の構造と機能に及ぼす影響

 1.不活動が骨格筋の構造に及ぼす影響:不活動の形態/筋線維萎縮と形態変化/筋線維数の変化/超微細構造の変化/骨格筋タンパク質含有量の低下/筋線維およびミオシンのタイプ移行
 2.不活動が骨格筋の機能に及ぼす影響:骨格筋の適応/骨格筋の不活動/骨格筋の収縮過程
 3.骨格筋萎縮の制御機構:筋萎縮とは/萎縮の判定/筋萎縮における筋線維横断面積/抗重力活動の除去や抑制で萎縮する筋/筋萎縮が起こるメカニズム

VII.細胞外マトリックスの構造と機能
筋細胞と細胞外マトリックスの関係/コラーゲンの特徴/骨格筋膜の機能/運動とコラーゲン代謝/ギプス固定と除神経の影響