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ティーチング ピラティス
―姿勢改善を目的とした実践ガイドー

介護予防のための筋力トレーニング指導法・表紙
監 訳 新田 收(PhD, PT),小山貴之(PhD, PT, JASA-AT),中村尚人(Polestar Pilates Rehabilitation Instructor, RYT200, VYASA, INT YICC, PT)
判型ページ数 B5・272頁
定 価 3,780円(本体3,600円+税)
ISBNコード ISBN 978-4-931411-95-1
発行年月日 10年5月

【内 容】

■本書は,リハビリテーション,あるいは障害予防を目的に,“ピラティス” を指導するための解説書である。本書が大変ユニークなのは,単に健康管理にとどまらず,もう1歩踏み込んで,身体に問題を持ってしまった人に “ピラティス” を応用している点である。
■“ピラティス” は体幹深部筋に着目したエクササイズ理論で,健康維持だけではなく,障害予防やリハビリテーションプログラムの一部として応用されている。体の軸としての脊柱の伸長,体幹深部筋いわゆる “コア” による体幹の安定化,脊柱の分節的な動き,体幹の安定化による四肢の分離運動,滑らかに統合された動きなどを特徴としている。
■コアとは体幹の中心部,脊柱周囲の筋群を指すといってよいであろう。深部の筋なのでインナーマッスルともいわれる。この部分を活性化することで体幹を安定させようとすることは,腰痛予防からスポーツにおける成績向上にいたるまで,重要と考えられている。この部分の筋活動が,サッカー選手の安定したボールさばきや,ダンサーの安定感のあるしなやかな動きを支えている。“ピラティス” ではとくにコアを意識しコントロールする方法を示している。体幹の安定性低下は腰痛などの原因となり,逆に障害のリハビリテーションには体幹の安定化が求められる。この点が “ピラティス” が障害に対して有効と考えられる理由である。
■理学療法士や看護師など医療に関わられる方々,あるいはトレーナーなどスポーツに関わられる方々のお役に立てていただけるものと思う。
【目 次】

ジョセフ・ピラティスの経歴
読者への注意
解剖図
エクササイズインデックス
訳者による用語解説

第1章 よい姿勢およびそれを得るための方法
よい直立姿勢
姿勢不良
有用な検査
姿勢不良に対するエクササイズの一覧表

第2章 よくみられる疾患と問題
摂食障害/肥満/慢性疲労症候群/てんかん/多発性硬化症/パーキンソン病/糖尿病/甲状腺疾患/骨粗鬆症/変形性関節症/関節リウマチ/乾癬性関節炎/痛風/高血圧/冠動脈性心疾患/脳血管疾患/慢性閉塞性肺疾患/喘息/胃腸の問題/頸部,肩,上肢の問題/腰背部の問題/股関節の問題/膝関節の問題/下腿の問題/足関節と足部の問題

第3章 体幹,下肢,足部の解剖
胸郭
脊柱
骨盤帯
股関節
膝関節
足関節と足部

第4章 コアスタビライゼーションと効果的な運動のためのエクササイズ
正しい静止姿勢
必須の準備エクササイズ
基本的なコアの強化エクササイズ

第5章 上肢の解剖
肩甲帯
肘関節
手関節

第6章 上半身エクササイズ,ストレッチ,全関節モビライゼーションエクササイズ
エクササイズリスト
上半身の基本エクササイズ
ストレッチ,関節モビライゼーションと,足部のアライメント,可動性,筋力を改善するためのエクササイズ

第7章 指導の進め方
対象者がエクササイズを行っている間
指示
指導をさらに上達させる方法

第8章 安全衛生
安全で効果的な実施
実施スペース

付録1 記録用紙の例
付録2 姿勢評価表の例
付録3 解剖に関する推奨図書
索 引