Sports Physical Therapy Seminar Series 12
脊柱疾患のリハビリテーションの科学的基礎
-
監修:福林 徹(東京有明医療大学)
金岡 恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院) -
編集:蒲田 和芳(広島国際大学)
小林 匠(北海道千歳リハビリテーション大学)
河端 将司(相模原協同病院医療技術部)
真木 伸一(Re−Vive)
吉田 昌弘(北翔大学生涯スポーツ学部)
伊藤 一也 (広島国際大学大学院) -
定価:3,300円(税込)
-
頁:184ページ
-
判型:B5判
-
発行年月:2017年9月
-
ISBN:978-4-905168-49-2
内容
本書では,頚椎から仙腸関節まで,脊椎に発生するスポーツ外傷・障害を網羅し,胸椎・胸郭,腰椎,仙腸関節についての疫学,病態,診断学,評価,治療法,治療成績などについての文献レビューを行った。
コンタクトスポーツなどで発生する頚椎外傷は,生命にもかかわる重大な問題を引き起こす可能性があり,スポーツにかかわるうえで軽視できない。また,手術を必要とする患者よりも圧倒的に数の多い,関節機能の破綻によって生じた疼痛や運動障害を有する患者のニーズに応えるためには,疼痛の発生源となる病態を推定し,その発生メカニズムから症状を誘発している個別の身体機能を評価し,個々にあった最適な機能改善介入を行うことが求められる。
本書では脊椎・脊柱に関するこれまでの数々のエビデンスが豊富に紹介されており,その知識を統合することによって患者のさまざまな病態を推定するための判断材料となる。
コンタクトスポーツなどで発生する頚椎外傷は,生命にもかかわる重大な問題を引き起こす可能性があり,スポーツにかかわるうえで軽視できない。また,手術を必要とする患者よりも圧倒的に数の多い,関節機能の破綻によって生じた疼痛や運動障害を有する患者のニーズに応えるためには,疼痛の発生源となる病態を推定し,その発生メカニズムから症状を誘発している個別の身体機能を評価し,個々にあった最適な機能改善介入を行うことが求められる。
本書では脊椎・脊柱に関するこれまでの数々のエビデンスが豊富に紹介されており,その知識を統合することによって患者のさまざまな病態を推定するための判断材料となる。
目次
第1章 脊柱の解剖学・運動学
1.頚 椎
2.胸椎・胸郭
3.腰 椎
4.筋機能・腹腔内圧
5.Fascia(ファッシャ,筋膜)
第2章 頚椎疾患・胸椎疾患
6.頚椎脱臼骨折
7.バーナー症候群・一過性四肢麻痺・頚椎捻挫
8.頚椎椎間板ヘルニア
9.胸椎疾患
第3章 腰椎疾患1 −腰椎分離・すべり症(成長期・成人)・椎間関節障害−
10.腰椎分離・すべり症(成長期)
11.腰椎分離・すべり症(成人)
12.椎間関節障害
第4章 腰椎疾患2 −腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板障害・終板障害・仙腸関節障害−
13.腰椎椎間板ヘルニア
14.腰椎椎間板障害・終板障害
15.仙腸関節障害
1.頚 椎
2.胸椎・胸郭
3.腰 椎
4.筋機能・腹腔内圧
5.Fascia(ファッシャ,筋膜)
第2章 頚椎疾患・胸椎疾患
6.頚椎脱臼骨折
7.バーナー症候群・一過性四肢麻痺・頚椎捻挫
8.頚椎椎間板ヘルニア
9.胸椎疾患
第3章 腰椎疾患1 −腰椎分離・すべり症(成長期・成人)・椎間関節障害−
10.腰椎分離・すべり症(成長期)
11.腰椎分離・すべり症(成人)
12.椎間関節障害
第4章 腰椎疾患2 −腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板障害・終板障害・仙腸関節障害−
13.腰椎椎間板ヘルニア
14.腰椎椎間板障害・終板障害
15.仙腸関節障害
序文
著者一覧
中尾 風花,平 雅成,安井淳一郎,宮田 徹,芦原 光明,根地嶋 誠,大野 智貴,田邊 泰雅,穐山 大輝 ,越野 裕太,石田 知也,櫻井 佳宏,須賀 康平,濱田 孝喜,伊藤 博志,小椋 浩徳