大学体育・スポーツ学への招待 ワークブック
実践的な学びのために
  • 編集:
    関根 正美(日本体育大学教授)
    中里 浩一(日本体育大学教授)
    野井 真吾(日本体育大学教授)
    大石 健二(日本体育大学教授)
    鈴川 一宏(日本体育大学教授)
    小林 正利(日本体育大学教授)
  • 定価:
    2,970円(税込)
  • 頁:
    248ページ
  • 判型:
    B5判
  • 発行年月:
    2022年4月
  • ISBN:
    978-4-905168-71-3

内容

 本書は『大学体育・スポーツ学への招待』で体育学への入門を果たした2年生を念頭においている。大学2年生は大学で研究をスタートさせるための重要な時である。体育学・スポーツ科学を研究する仲間として,君たちを本書に招待したいと思う。
 本書の特徴は各章に「研究例」と「課題」を配した点である。研究とは問題を解くことではなく,問題を「探す・作る」側に立つことである。したがって,本書は体育・スポーツ・身体をめぐる問題に気づき,自分のテーマを見つけるための入門書となっている。
 付録として「体育・スポーツ学を学ぶ大学生のためのアカデミック・ライティング」がつけられている。これは研究論文執筆のいわばルールブックのようなものである。最初にすべて覚える必要はない。しかし常に傍らに置いて,研究論文を書く時に,これを見ながら進めて行ってほしい。

目次

第1章 体育とスポーツはどのように哲学されてきたか
第2章 スポーツ歴史学の思考法—史料・資料の収集と解読
第3章 私たちの社会にスポーツがある意味について調べる
第4章 スポーツと健康
第5章 スポーツと教育
第6章 スポーツとバイオメカニクス
第7章 スポーツと生理学
第8章 スポーツとトレーニング
第9章 スポーツと栄養学
第10章 スポーツと心理系
第11章 身体活動を評価する
第12章 スポーツと女性
第13章 スポーツ医学
第14章 スポーツとコーチング
付録1 体育・スポーツ学における測定とレポート作成の基礎
付録2 体育・スポーツ学を学ぶ大学生のためのアカデミック・ライティング:レポート編

序文

著者一覧

髙尾 尚平,尾川 翔大,冨田 幸祐,大田 崇央,樫葉 公太,伊藤 雅広,高橋 和孝,沼津 直樹,山口 雄大,小谷 鷹哉,橋本 佑斗,槇野 陽介,小林 靖長,苫米地 伸泰,中澤 翔,田村 優樹,青木 稜,山田 直子,堀 彩夏,髙橋 由衣,城所 哲宏,佐藤 穂花,池上 和,山田 満月,松田 知華,野村 由実,鴻﨑 香里奈,矢野 広明,廣岡 大地,富永 梨紗子